繊維や流通、サービス業などの労働組合が加盟するUAゼンセンは2026年の春闘に向け、パートの賃上げ目標を「7%」にすると発表しました。
UAゼンセンは4日、2026年の春闘の方針を話し合う集会を開き、正社員についてはベースアップと定期昇給分を合わせて6%の賃上げを目指す方針案をまとめました。
また、組合員の6割を占めるパート従業員については、正社員を上回る7%を目安に要求する方針です。
UAゼンセン・永島会長:
労働者の生活に直結するのは実質賃金。実質賃金が4年も下落を続けるのは異常事態。
いずれも11月に連合が発表した「5%以上の賃上げ要求」を上回る水準で、「物価上昇に負けない賃上げ」が達成されるのかが焦点です。