民間病院の6割以上が「営業赤字」です。
帝国データバンクによりますと、民間が経営する病院のうち、本業である医療活動の利益を示す「営業損益」で「赤字」となったのは61%にのぼり、過去20年で最悪となりました。
さらに、倒産のリスクが高まる「債務超過」となっている割合は約14%でした。
帝国データバンクは、コロナ関連の補助金が終了したことに加えて、医療従事者の働き方改革が進み、従前と同様の医療体制を整えるためには人を増やす必要性が生じたり、高騰する光熱費の負担を避けられず、民間病院の経営環境は厳しさを増していると分析しています。