甚大な被害を防ぐために必要なこととは
空気が乾燥し、暖房器具などを使用する冬場に気をつけたいのが火事。大分市佐賀関でも11月発生した大規模な火災で甚大な被害が出ている。火事を防ぐために、今、私たちが気をつけるべき点を松山市消防局消防に聞いた。
“冬場”は特に火事のリスクが高まると指摘
11月18日に大分市佐賀関で起きた大規模な火災。住宅など182棟以上が焼け、1人が死亡するなど甚大な被害となっていて、大分市の災害対策本部は発生から10日経って「鎮火」を発表した。
松山市消防局予防課・長野翔消防士長:
「この時期になりますと空気も乾燥しておりますし、風が強い日も多くなっていますので、周りの建物に被害が及ぶケースも多くなっています」
松山市消防局で火災原因の調査を担当する長野翔さんは、“冬場”は特に火事のリスクが高まると指摘する。

最も多い出火原因は”コンロ”
松山市でも11月16日と19日に住宅火災が相次いで発生。去年、市内で起きた火災を季節別にみると春季25件・夏季28件・秋季23件、そして冬が34件と最も多くなっている。
長野翔消防士長:
「主に住宅からの火災が多いのですが、(住宅からの火災は)コンロや電気機器からの出火が多くなっています」
去年、市内で起きた住宅火災では最も多い出火原因がコンロだった。
長野翔消防士長:
「電話が鳴ったり、インタ―ホンが鳴ったり、外出する際に火を消すことを忘れて、そのまま加熱され続けた鍋から出火することが特に多くなっています」

暖房器具も出火の原因の一つ
また冬場で使用が増えるストーブやヒーターなどの暖房器具も出火の原因の一つだ。暖房器具の近くに干した洗濯物が落下して、火が燃え移るケースもあり、注意が必要。
また、見落としやすいのが“配線まわり”。ホコリが溜まった状態でコンセントを使っていると煙が上がり、わずか数十秒で燃え上がる。

冬場は一層の注意が必要
長野翔消防士長:
(Q.予防法は?)
「まず1点目が断線、コードが断線しているを使用しないこと。2つ目はコンセントのプラグの刃が折れ曲がっているのは使用しないでください。3つ目に関してはコンセント周りはきれいに清掃していただくと、電気機器からの火災を防ぐことができます」
自分たちの命や財産を守るため、冬場は一層の注意が必要だ。

