衆議院の議員定数を巡り、自民党と日本維新の会が近く提出する予定の法案に対する野党の幹部からの批判が相次いでいます。
公明党・斉藤代表:
これは、あまりに乱暴なやり方だ。ある意味では民主主義の手続きを否定するやり方だと言わざるを得ない。
自民・維新の案は、与野党の協議で1年以内に削減の結論が出ない場合、小選挙区と比例代表合わせて45議席を自動的に減らすことが柱ですが、公明党の幹部会合で斉藤代表は、「乱暴なやり方だ」と批判しました。
また、国民民主党の会合では、古川代表代行が自民と維新の案は「あんこのないまんじゅう」だと述べました。
国民民主党・古川代表代行:
これも“あんこのないまんじゅう”で、選挙制度をどうするかが“あんこ”で、ここがない“まんじゅう”は“まんじゅう”とは言えない。
そして、「定数削減をする前に選挙制度を決めるべきだ」との考えを示しました。