愛媛大学の地球深部ダイナミクス研究センターの入舩徹男特別栄誉教授に、「アメリカ鉱物学会」の最高賞が贈られることが3日に発表されました。この賞に選ばれた研究者にはノーベル賞の受賞者も含まれていて、日本人では3人目です。(画像:入舩教授)
愛媛大学によりますと「アメリカ鉱物学会」は1919年に設立。世界各国から多くの研究者が所属していて、最高賞の「ローブリング・メダル」は鉱物や結晶学、地球化学などの分野で卓越した研究に贈られます。
入舩教授は、超高圧下での地球のマントルとプレートを構成する鉱物の変化や、ナノ多結晶ダイヤモンドやナノセラミックスの合成と応用など、3つの研究で卓越した業績が評価されました。
「ローブリング・メダル」の受賞者の中には、ノーベル賞受賞者が2人含まれていて、日本人は3人目。入舩教授は「非常に歴史ある賞に選ばれ、驚いている」と話しています。
授与式はアメリカ・コロラド州のデンバーで10月に開かれる「アメリカ地質学会」で開かれる予定です。
入舩教授は「国際鉱物学連合」の最高賞にも2023年に選ばれていて、2つの有名な国際賞を受賞するのは世界で3人目、日本人で初めてということです。
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