気象庁によりますと、長野県と関東地方北部では、警報級の大雪の可能性は低くなったということです。

日本付近は冬型の気圧配置となって、関東甲信地方の上空約5500メートルには氷点下30度以下の寒気が流れ込んでいましたが、寒気の峠は過ぎつつあります。長野県や関東地方北部では、雪が降っており、山沿いや山地を中心に積雪となっている所があります。5日にかけて、冬型の気圧配置は次第に緩む見込みだということです。

■雪の実況

・4日午前10時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
 栃木県
   日光市土呂部   29センチ
   奥日光中禅寺湖畔 16センチ
   那須高原     14センチ
 群馬県
   みなかみ町藤原 38センチ
   みなかみ町湯原 25センチ
 長野県
   信濃町  24センチ
   飯山   15センチ
   野沢温泉 14センチ

■雪の予想

・4日正午から予想される24時間降雪量(多い所で)
 関東地方北部 15センチ
 甲信地方   20センチ

気象庁は長野県と関東地方北部では、4日夕方にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に注意するよう呼びかけています。また、5日にかけて、なだれにも注意が必要です。

長野放送
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