富山県内は冬型の気圧配置が強まり、3日夜に降っていた雨が雪に変わり、富山地方気象台は初雪を観測したと発表しました。
県内は3日から気温が下がり、4日朝は最低気温が富山市で0.5度、高岡市伏木で0.8度などと8つの観測地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
3日に降っていた雨が雪に変わり、富山地方気象台は3日午後7時46分に気象台がある富山市石坂で初雪を観測したと発表しました。平年と同じで去年より5日早い観測です。
3日夜からの雪で、4日午前11時までの最大積雪は富山空港で1センチ、猪谷で16センチとなっています。
4日朝の富山駅前では、雪が降る中マフラーや厚手のコートなどを着て歩く人の姿が多く見られました。
*街の人は
「雪が降ると冬の始まりを感じる。冬がはじまったんだなと身構える。凍てつく空気を感じる」
この後、県内は夜まで雪が断続的に降る見込みで、午後6時までの予想降雪量は多いところで平地で3センチ、山間部で15センチとなっています。