閉園後も動物の移転が進んでいない、札幌市南区の動物園、ノースサファリサッポロで2025年10月、ライオンが双子の赤ちゃんを生んでいたことが分かりました。

 ノースサファリは9月の閉園後、動物の移転が進まず、ライオンを含め、256匹が残っています。

 双子の赤ちゃんは10月29日に生まれたということで、性別は不明です。

 通常、ライオンの妊娠期間は120日程度で、閉園決定後に妊娠した可能性が高く、札幌市の関係者は「数を減らさなくてはいけないのに疑問だ」と話しています。

 また、ノースサファリの関係者は「意図的ではなかった」と話しています。

 ライオンなど危険な動物の飼育に義務付けられる生後30日以内の届け出はされていて、法令違反はないということです。

北海道文化放送
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