物価高の中で迎える年の瀬。
何かと出費がかさむこの時期に、家計の助けとなるキャンペーンが東京・練馬区で始まっています。

練馬区内の対象店舗でPayPayを使ってキャッシュレス決済をすると、支払額の最大10％がポイントで還元されるキャンペーンが12月1日からスタート。
上限は1回あたり3000ポイントで、12月31日までに最大5000ポイントを獲得でき、区民以外も利用できます。

約40店舗が対象店舗となっているサンツ中村橋商店街では、多くの店先にキャンペーンを知らせるポスターが貼られていました。

スーパー「アキダイ 中村橋店」では、キャンペーン開始とともに来店客が増え、特に高額商品の売り上げがアップしているといいます。

アキダイ中村橋店・大竹店長：
お店としては、やっていただいて助かりますよね。米やミカンの箱売りなど高額商品が余計に売れるという感じ。

スーパーで1226円の買い物をした女性には、122ポイントが還元されます。

テイクアウト専門店でもPayPayでの支払いが増えていました。

魚丼 中村橋駅北口店・久保山店長：
いつもよりPayPayを利用される割合は増えています。普段は週に1回の方でも2～3回来てくださったり。シャリ大盛にしたり、ネタ大盛にされたり、トッピングつけたりとかあります。

お得なキャンペーンは他の自治体でも行われ、足立区では12月10日からPayPayを活用したデジタル商品券を12歳以上の区民を対象に販売。

区内の対象店舗で使える5200円分の商品券を4000円で購入できます。

発行数は100万口で、1人につき10口までとなります。