異例の早さで流行が拡大した県内のインフルエンザだが、今週は患者数が減った。それでも例年と比べ患者数が多い状態が続いていて、県は引き続き注意を呼びかけている。

県衛生研究所によると、11月30日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は県全体で「2063人」で、前の週の「2598人」から約2割減少した。
1定点医療機関あたりの患者数は52.90人で、依然「警報レベル」。

一定点医療機関あたりの患者数をまとめたグラフを見てみる。
青の線が「2024年の患者数」で、最も多い時期が32.62人。
そして赤い線が「2025年の患者数」で、前の週に過去最多を更新し、2024年のピーク時の2倍に達した。
今週はやや減ったが、依然として患者数が多い状態が続いていて、県は注意を呼びかけている。

さくらんぼテレビ
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