2022年に安倍元総理を手製の銃で撃って殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の裁判員裁判は3日、4回目の被告人質問が実施されています。

検察側の襲撃対象についての質問を受けて山上被告は、安倍元総理を狙うことは「あくまでも統一教会が対象。本筋ではないと思っていた」と話しました。

3日は安倍元総理の妻・昭恵さんが初めて法廷に出席していて、ずっと山上被告を見つめていました。

■安倍元総理を狙うこと「意味ないとは思わないが、本筋ではないと思っていた」

【検察側】「(襲撃を)考える中で安倍元首相を襲撃対象に決めた。安倍元首相を狙うことについて、すっきり納得していたのか?『ちょっと違うな』と思っていたのか?」
【山上被告】「あくまでも統一教会が対象。統一教会に賛意を示す政治家の最も著名な人は、意味ないとは思わないが、本筋ではないと思っていた」

【検察側】「本筋ではないと思っていた?」
【山上被告】「はい」

関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。