1月に無免許で乗用車を運転し、3台が絡む事故を起こして3人に軽いけがを負わせた後、取り調べで他人の氏名を名乗って署名したとして、長野県松本市のアルバイト従業員の23歳の男が逮捕されました。名前を使用された人が8月の免許更新時に「身に覚えのない人身事故の点数が登録されている」と申告して発覚したということです。

無免許過失運転致傷、私印偽造・同使用の疑いで逮捕されたのは松本市のアルバイト従業員の23歳の男です。

警察によりますと、男は2025年1月3日に無免許で乗用車を運転中、松本市の信号交差点を直進しようとして対向車線を右折してきた当時45歳の女性が運転する軽自動車と衝突しました。3台の車が絡む事故となり、女性と同乗者3人が首などに軽いけがをしました。

4月6日にこの事故の取り調べを受けた際、男は供述調書に他人の氏名を署名した疑いが持たれています。

男は容疑を認めているということです。

8月になって、事故の当事者にされた人が免許を更新した際、「身に覚えの無い人身事故の点数が登録されている」と警察に話したのをきっかけに発覚しました。

警察は男と名前を使われた人の関係性についてコメントしていません。

男は、事故当時は免許不携帯だと話していたということで、警察は男が他人の氏名を名乗った動機などを詳しく調べています。

長野放送
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