長野県辰野町の「空き家バンク」に登録を依頼された物件を転売していた職員について、町は12月2日付けで懲戒免職としました。
懲戒免職となったのは、空き家バンクを担当していた辰野町・産業振興課の44歳の男性係長です。
町によりますと係長は2024年6月、持ち主から、住宅を空き家バンクに登録してほしいと依頼されました。
しかし、実際には登録せず、2025年3月には自分で150万円で購入した直後に賃貸や売却の契約を結んで利益をあげようとしていました。
係長は調査に対し不正行為を認めていて、町は、2日付けで懲戒免職処分としました。
また、監督責任を怠ったとして武居保男辰野町長と当時の担当課長を減給10分の1、1カ月の処分としました。