長崎県佐世保市が日本一の生産量を誇る花「アスチルベ」の生産者が、このほど市長に新作を贈呈しました。
佐世保市を訪れたのはアスチルベの生産者5人で、宮島大典市長に新作の花束を手渡しました。
アスチルベはふんわりした質感の花を咲かせる多年草で、佐世保市は国内市場9割のシェアを占め、2025年は120万本の出荷と1億円の売り上げを見込んでいます。
佐世保産のアスチルベは薬剤で色を染めるのが人気で、新作は東京・六本木の生花店から要望され、色が鮮やかで濃いのが特徴です。
アスチュルべ部会 沖田 憲一 部会長
「数年前くらいから原色系のハッキリした色洋服や髪の色でも若い方に好まれる時代に入ってきている」
宮島市長は「時代に合う様々な取り組みをしていることに敬意を評したい」と話していました。