広島県の出生数は年間およそ1万5千人。そのうちおよそ1割が2500グラム未満で生まれてきています。早産児や低出生体重児などで、「リトルベビー」と呼ばれています。そんなリトルベビーのママたちが今、写真展を開いています。

小さく生まれた赤ちゃんのお母さんたちのサークル「しずくの木」のメンバーが呉市美術館別館ギャラリーで開いている「世界早産児デー」写真展です。
59人の赤ちゃんが成長していく様子を写真で見ることができます。

予期せぬ早い出産など、小さく生まれた赤ちゃんを目の前にして、お母さんたちは、自分を責めがちです。

そんなお母さんたちへ先輩ママから、「大丈夫だよ。小さく生まれても、ゆっくりでも赤ちゃんは成長していくよ」というメッセージを送ると共に、社会に向けて、リトルベビーやそのママへの理解を求めることを目的に開かれています。

赤ちゃんのもつ可愛さだけでなく、強さ、逞しさも感じられる写真展は11月30日まで呉市美術館別館ギャラリー開催されています。

テレビ新広島
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