酒を飲んだ状態で自転車を運転したとして、県内に住む50代の男性が運転免許停止の行政処分を受けました。自転車の酒気帯び運転で運転免許が停止されるのは県内では初めてです。
県警は県内に住む50代の男性に最長6カ月運転免許を停止する行政処分を出しました。
警察によりますと、男性は今年9月30日午後11時ごろ、県内の市道で酒を飲んだ状態で自転車を運転。警察官が、ふらつきながら自転車に乗っていた男性に職務質問をしたところ、男性は酒を飲んで自転車に乗ったことを認めたということです。
検査では呼気1リットルあたり0.41ミリグラムのアルコールが検知され、警察は男性が車でも飲酒運転をする可能性が高いと判断しました。
去年11月に法律が改正され、自転車でも基準値を超えたアルコールが検知されると、車と同じように酒気帯び運転となります。
県内では、自転車の酒気帯び運転で運転免許が停止されるのは初めてです。