年末が近づく中、2026年用の手帳をすでに購入した人も多いようです。
スケジュール管理以外の使い方をする人も増えているということで最新のトレンドを取材してきました。

書店や雑貨店にズラリと並ぶ手帳、デジタル時代の今、この”紙”の手帳が人気となっています。

盛岡市菜園のカワトクに入る書店では、9月から2026年の手帳を100種類以上販売しています。
商品の種類は2024年より増えているということです。

川徳販売推進担当 佐々木睦さん
「スケジュール管理だけでなく趣味や推し活などで活用される手帳が人気。今の時代だからこそ紙の温かみを感じられるのがいいところ」

特に人気なのがA5サイズの手帳、手帳と言うとビジネスのイメージが強いですが、メモ部分が多くなっていて趣味や“推し活”など生活の記録を好きなように書き込めます。

高橋礼子アナウンサー
「こちらには岩手県で暮らす人のための手帳も置いてあります」

「岩手県民手帳」です。県が毎年出しているもので今回は通常版に加え岩手県のキャラクター「そばっち」がデザインされた限定版もあります。

各市町村の祭りや行事の予定が記されているほか、各相談窓口などが書かれた暮らしの便利帳も付いています。

一方、盛岡ロフトには日付が書いていない手帳もあります。予定を書き込むのではなく日記としてその日に起きたことを記録するということです。

11月28日も店では2026年用の手帳を買い求める人の姿が見られました。

買い物客
「(紙の手帳は)どこに行っていたとかが分かるから、つい比較してしまう」
「今スマホでも使っているんですけれど、大事なものは手帳に書いて残しておきたい。古いのも全部残している」

このほか店には歴史手帳や鉄道手帳など趣味に特化した商品も多くありました。

あと1カ月ほどで2026年、お気に入りの手帳で新しい年をスタートしてみてはいかがでしょうか。

岩手めんこいテレビ
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