11月29日は語呂合わせで「いい肉の日」です。
これに合わせ岩手県久慈市の小学校では子どもたちが地元産の「短角牛」の良さを学んで食べて実感しました。
久慈市の長内小学校では28日に食育の出前授業が開かれ、2年生の児童19人が参加しました。
出前授業は地元の畜産業への理解を深めてもらおうと市が企画したもので、児童たちは短角牛の生産者から牛の特徴や飼育方法などについて説明を受けました。
授業の後はお待ちかねの給食の時間、28日は地元産の「山形村短角牛」を使った牛丼など5品が振舞われました。
山形村短角牛は低脂肪の赤身が特徴で、子どもたちは口いっぱいにほおばりながら地元の味を堪能していました。
児童からは「牛肉の博士になったと思う」「(短角牛は)寒さに強い牛だと分かった」「愛情がつまった味でおいしかった」などの声が聞かれました。
28日は長内小学校を含め市内すべての小中学校で山形村短角牛を使った給食が提供されていて、市では今後も食育に力を入れていく方針です。