岩手県盛岡市の中心市街地で11月28日もクマの目撃です。
28日午前、中津川の河川敷で親子連れとみられるクマが目撃されました。
小学校のすぐそばでの出没に、周辺では警戒が続いています。
内記和人記者
「盛岡市の中津川沿いに来ています。クマは私の後ろにある小学校からわずか20mほどしか離れていない河川敷で目撃されたということです」
28日午前9時半ごろ、盛岡市肴町の杜陵小学校のそばにある中津川の河川敷で、通行人が2頭のクマを目撃し市に通報しました。
市によりますと、クマは親子とみられ、警察と市が現場周辺で捜索にあたりましたが、その後の行方は分かっていません。
これまでに人や物への被害は確認されていないということです。
この現場付近では10月23日にも1頭のクマが、11月18日には300mほど離れた岩手教育会館付近にも1頭のクマが出没しています。
近所の人は「(クマは)危険なようなので怖い。子どもたちに気をつけてほしい」と話していました。
杜陵小学校では28日、出入口の施錠のほか屋外での活動を取りやめる措置を取ったということで、警察が引き続き周辺を警戒しています。