富山県議会が開会し、新田知事は経済対策や赤字に陥っている県立中央病院の支援策などを盛り込んだ補正予算案を提出しました。
*新田知事
「生産性向上、持続的賃上げ、物価高対応・消費喚起の三本の柱からなる「経済の好循環加速化パッケージ」により、国の経済対策に先行した県独自の支援を実施する」
28日に開会した11月定例会で新田知事は、一般会計で総額24億2245万円の補正予算案を提出しました。
予算案には物価高や人手不足対策として、生産性を向上させ前年より3%以上の賃上げに取り組む企業に対して設備資金を融資する制度に4億円を計上しています。
また、赤字となっている県立中央病院の経営安定化のため、一般会計からおよそ17億円を無利子で貸し付けます。
県議会11月定例会は来月16日まで開かれます。