大分市佐賀関で起きた大規模火災の被災地が27日、初めて報道陣に公開された。
現場は、住宅街一帯ががれきに覆われ、焼け焦げた車や骨組みだけになった家屋が並んでいた。
火災から10日たった27日時点でも完全な鎮火には至っておらず、82世帯115人が現在も避難生活を続けている。

骨組みだけの家屋が並ぶ焼失エリア

大分市佐賀関でカメラがとらえたのは、がれきで覆われた住宅街だ。

焼け焦げた車も
焼け焦げた車も
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焼け焦げた車も確認できた。
かろうじて残っている家屋ですら、多くが骨組みだけの状態となっている。

現場では、かなり焦げ臭いにおいが今も漂っている状態だった。

18日に発生した大規模火災では約170棟が燃え、1人の死亡が確認されている。

82世帯115人が避難生活続ける

これまで火災現場への立ち入りは規制されていたが、発生から10日目の27日に初めて報道陣に公開された。

建物があったと思われる場所は、跡形もなかった。
27日午前の時点で、離島以外の熱源がないことが確認されているが、鎮火には至っていない。

今なお、82世帯115人が避難生活を続けている。
(「イット!」11月27日放送より)

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