福岡市内の飲食店で23日、店内を物色する不審人物が防犯カメラにとらえられた。
引き出しから約13万円が盗まれていて、施錠されていた店の扉は壊された形跡がなかったことから、犯人は合鍵を使って侵入した可能性が高いという。
同じ日に、隣の店舗でも売上金がなくなっていて、カメラには同じバッグを持った人物が映っていたという。
店内を物色する不審人物…合鍵使用の可能性も
福岡市博多区の飲食店で23日午後2時ごろ、防犯カメラがとらえたのは、怪しげな雰囲気の人物だ。

何かを探しているのか、手元をライトで照らし、店内をくまなく物色している。

晩杯会グループ・矢崎有城代表は「現金がこの中なんですけど、引き出しに入れていた」と話す。
矢崎代表によると、引き出しから現金約13万円がなくなっていたという。

当時、店の扉は鍵がかかっていて、鍵を壊された形跡がなかったことから、防犯カメラに映った人物が合鍵を使って侵入し、犯行後に施錠したとみられている。
隣で経営している別の店舗でも、同じ日に現金がなくなったという。
同日に隣の店でも被害 警察が窃盗事件として捜査
この店舗の防犯カメラにも、同じように店内を物色する人物が映っていた。

晩杯会グループ・矢崎有城代表は、「(同じ人物)ですね。バッグが完全に一緒なので。まったく見覚えもない。怖い。どうやって合鍵を作ったのか。従業員が頑張って稼いだお金を取られたのがすごく腹立たしい」と怒りをあらわにしている。

盗まれたのは、売上金あわせて約15万円だ。
警察は窃盗事件として捜査を進めるとともに、飲食店を狙った同様の犯行に注意を呼びかけている。
(「イット!」11月27日放送より)
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