将棋の羽生善治九段が、史上初となる公式戦通算1600勝を成し遂げました。
羽生九段は26日、東京・将棋会館で行われた第19回朝日杯将棋オープン戦の二次予選で千田翔太八段に勝利し、節目となる1600勝を達成しました。
これまでの通算成績は2333戦1600勝、勝率は6割8分6厘です。
プロ入りから40年となる節目の年に達成した1600勝は、自身の最多記録を更新する将棋界前人未到の大記録です。
羽生九段は2017年、将棋界初となる永世七冠を獲得。
その年に国民栄誉賞、翌年には紫綬褒章を受章しています。
今回の成果について羽生九段は、「40年間やってきた積み重ねが1つの形になってよかった」とコメントしています。