福島市仁井田にある「百草園(ばいそうえん)」。
中国出身の叶根青(ようこんせい)さんと娘の小倉友美さんが、こだわりの薬膳料理などを提供している。

漢方の考えに基づき、食材が持つ栄養を取り入れ健康を保つ薬膳料理。
「百草園」の看板メニューのひとつが「薬膳おかゆ」。使われているのは、身体を温める効果があるナツメに、血の巡りを良くするリュウガン。さらには日本人にはなじみの深い小豆なども入っている。一杯のおかゆには約10種類の食材が使われる。

また牡丹のお茶は、血流の促進や肌をキレイにする効果が期待できるという。
味わった人は「おいしい。ボタンの香りかな?ボタンを作ってますけど、あんまり嗅いだことなかった」と話す。

家族連れから100歳を迎えた人まで、幅広い年代が薬膳料理を求めて「百草園」を訪れる。
叶根青さんは「人気の理由は、やっぱり身体が喜ぶから。食べたら気持ちがいいとか、体がポカポカでとてもいい感じでしたというお客様も多い」と話す。

冷え込みが増すこれからの季節。食で健康を保つ「薬膳料理」がさらに注目されそうだ。

福島テレビ
福島テレビ

福島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。