兵庫県の瀬戸内海で養殖のカキが大量死する被害が相次いでいる中、漁業協同組合が斎藤知事に対策などを求める要望書を提出しました。
兵庫県のカキの養殖は播磨地域を中心に行われています。
例年でも、2〜5割程度のカキが死にますが、今年は海水の高温化などが影響し、およそ8割のカキが死んだということです。
きょう=27日、漁業協同組合などが、斎藤知事に対し養殖マガキの大量死の原因究明と、対策の検討に加え、事業継続のための融資などの対応を求めました。
【川端浩司・兵庫県播磨灘カキ生産者協議会会長】
「このままでは、カキ生産者の資金繰りが悪化しマガキ養殖を継続することができない生産者が発生してまいります」
要望に対し、斎藤知事は、「しっかり対応していきたい」と答え、西播磨地域の現地視察も検討するとしています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年11月27日放送)