27日、SNS上で物議を醸していた兵庫県の斎藤知事による関西学院大学での講演が行われました。
抗議デモを懸念し、講演はオンライン形式となりました。
【記者リポート】「斎藤知事のオンライン講義15分前となりました。関西学院大学の正門前にはおよそ30人が集まり、抗議の声を上げています」
関西学院大学では、講演の1時間半ほど前からデモが行われました。
講演では、斎藤知事が登壇して県の政策などを話す予定でしたが、大学の法学部長が自身のSNSで「パフォーマンスのために利用されているようで不愉快」と異議を唱えていました。
ネット上でも議論は紛糾し、大学側は急遽、知事を別のキャンパスに招き、対面での講演をオンライン形式に変更しました。
【受講した学生】「(授業の雰囲気は)ラフというよりかは、とても厳しそうな感じで、質疑応答のときもあまり手が上がらなかった」
講演にはおよそ350人が参加したということです。
(関西テレビ「newsランナー」2025年11月27日放送)