学校給食により栄養価の高い県産米を届けます。

宮崎県学校給食会や米の販売などを行う企業など3者が連携協定を締結しました。

連携協定を結んだのは、学校に給食の食材を供給する県学校給食会と旧ミヤベイ直販のJAARUniCo、それに精米機械の製造などを行う和歌山県の東洋ライスの3者です。

締結式では、学校給食でのより栄養価の高い米の提供など「子供たちの健康増進」をはじめとする5項目が盛り込まれた協定書が交わされました。

(森山裕香子記者)
「今後新たに学校給食で提供されるのが、こちら『金芽米』。特徴は栄養の高さです」

「金芽米」は、東洋ライスが独自に開発した機械で精米された米です。
東洋ライスによりますと、金芽米は、通常の精米では取れてしまうビタミン・ミネラルなどの栄養やうまみ成分が含まれる層を残すことができるということです。

今回の協定締結でJAARUniCoは東洋ライス製造の機械で県産の米を「金芽米」に精米し、県学校給食会に提供します。

(県学校給食会長 渡利光理事長)
「県内の子供たちは、給食を必ず食する。子供たちが『金芽米』栄養価の高いものを食べて、食べるときに食育の一環で、これは宮崎でとれた米なんだと感じてもらいつつ、心身ともに健康になってもらう」

県学校給食会によりますと、「金芽米」は、12月から順次、宮崎県内の小・中学校などの給食で提供されるということです。

テレビ宮崎
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