鈴木農水大臣は27日、ワシントン条約の締約国会議で二ホンウナギを含むすべてのウナギを国際取引の規制対象にする案が「否決」されたことを受け、「まずはほっとしている」と述べ、歓迎する意向を示しました。
その上で、なぜ反対の意見を集めることができたのかという問いに対しては、「TICADの場は大きかった」と述べ、8月に横浜で行われたTICAD=アフリカ開発会議で各国への働きかけが功を奏したとの考えを示し、「石破(前)総理も、首脳同士の会談があるたびにしっかりと日本側の立場を説明をしていただいた」と述べました。
また、日本が輸入するウナギの大半を占める中国との連携については「細かい点は説明を受けていないが、結果を見ればそれが全てだと思う」と述べるにとどめました。