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プレスリリース配信元:Biz Hits

軽作業できついことに関する意識調査

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、軽作業の仕事をしたことがある500人を対象に「軽作業できついことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

「軽作業」という言葉から、体の負担が少ない作業というイメージをもつ人も多いのではないでしょうか。しかし実際に働いてみると、「きつい」と感じることもあります。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するBiz Hits採用特化Web広告運用代行サービス( https://bizhits-websaiyou.com/ )は、軽作業の仕事をしたことがある500人に「軽作業できついこと」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、医師で労働衛生コンサルタントの関谷剛氏よりご考察いただいております。


※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Biz Hits採用特化Web広告運用代行サービス」の公式サイトURL( https://bizhits-websaiyou.com/ )へのリンク設置をお願い致します。


【調査概要】
調査対象:軽作業の仕事をしたことがある人
調査期間:2025年9月17日~21日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性313人/男性187人)
回答者の年代:10代 1.0%/20代 21.8%/30代 32.8%/40代 25.0%/50代以上 19.4%


【調査結果サマリー】
軽作業できついことは「立ちっぱなしである」
きついと感じた軽作業は「ピッキング」
・軽作業のきつさを軽減する工夫は「軽い運動を行う」
・軽作業をして良かったことは「運動になる」

軽作業できついことは「立ちっぱなしである」



軽作業の仕事をしたことがある500人に「軽作業できついこと」を聞いたところ、1位は「立ちっぱなしである(43.0%)」でした。2位「繰り返し作業が多い(31.6%)」、3位「スピードを求められる(27.0%)」が続きます。

立ちっぱなしや同じ作業の繰り返しなど、身体的負担が軽作業の大変さとして多く挙がっています。また、単調な動作の繰り返しはモチベーション維持の面でも負担となります。

スピードや正確性を求められるという回答も多く、簡単な繰り返し作業の中でもプレッシャーがかかることもわかりました。

<1位 立ちっぱなしである>
・立ちっぱなしで腰を痛めてしまった(30代 女性)
・立ちっぱなしで膝や腰が痛くなる(50代以上 男性)

立ちっぱなしの作業では、作業開始当初は大変ではなくても、時間が経つにつれて脚や腰への負担が蓄積していきます。

立ちっぱなしが原因で、腰痛や膝痛を経験した人も多数。腰痛や膝痛が発生すると、作業効率や集中力が低下することも危惧されます。

<2位 繰り返し作業が多い>
・同じ作業の繰り返しを何時間もやり続けるため、集中力が切れたり飽きたりします(20代 女性)
・同じことの繰り返しで、時間の経つのが遅い(30代 男性)

軽作業では「シールを貼り続ける」「同じ種類の商品を検品する」といった繰り返しの作業も多いです。同じ動作を延々と繰り返すことで、飽きたり集中力が切れたりする人も多く、「きつい」と感じられていました。

飽きや集中力の低下からミスが起こることも考えられるため、いかに「繰り返し作業への飽き」を防ぐか苦慮している人もいました。

<3位 スピードを求められる>
・時間内に作業を終わらすため、スピードを求められて、自分のペースで作業できない。トイレや水分補給をとるのすら、なかなか難しい場合がある(30代 男性)
・ペアを組んだ人の作業スピードが速いと、プレッシャーを感じる(50代以上 女性)

軽作業の現場では、限られた時間で多くの工程をこなす効率が求められることもあります。常に「早く早く」というプレッシャーの中で働くとストレスになります。

作業量が多くてスピードが重要になる日や、他の人との比較があるときに、強いプレッシャーを感じている人もいました。

<4位 正確性を求められる>
・誰でもできる仕事だからこそ、ミスしたら周りの目が痛いこともある(10代 女性)
・単調な作業と繰り返しだが、品質を求められるためミスが許されない(40代 男性)

誰にでもできる仕事と思われがちな軽作業ですが、手元が狂えば商品をダメにしてしまうこともありますし、ピッキングや仕分けでミスをすれば商品が正しく発注者のもとに届かない可能性も。

単純な繰り返し作業で飽きてしまいミスが起こりやすい状況でも、製品の品質や数量の正確さを意識するきつさがあります。

<5位 重量物をもつ>
・トラックから荷物を下ろしたり、階段を使って荷物を運んだりすること。腰が痛い(20代 男性)
・軽作業と掲載されているにも関わらず、20キロの米袋を運ばされたり、10キロ以上の冷凍肉が入ったコンテナをパレットに積み上げさせられたりしました。女性や力のない男性やお年寄りには、かなりきつい作業だと思いました(30代 女性)

軽作業には重い荷物などは扱わないイメージがあります。しかし実際には10~20キロほどの荷物を扱う軽作業の現場も少なくありません。そのため、軽作業だと思って働きに行き、作業のきつさにびっくりした人もいました。

仕事内容のイメージ違いを防ぐためには、事前に扱う商品や作業内容を確認しておく必要があります。

<6位 空調が十分でない>
・夏場、常温商品を取り扱っている倉庫での仕事。作業場所によっては風通しが悪いこともあり、より体力が消耗される(20代 女性)
・空調が効いてないことも多いので、夏と冬が辛い(40代 男性)

軽作業の現場は、倉庫や工場など大きな空間で行われることが多く、空調が行き届かない環境も珍しくありません。そのため「夏は暑く、冬は寒い」といった体験談も多く寄せられました。

軽作業の仕事を選ぶときは、快適に働ける職場環境かもチェックしておく必要があります。

<7位 しんどい姿勢で作業する>
・常に少し下を見ながら作業してるから、首と肩がすごく痛い(20代 女性)
・中腰姿勢での作業がきつい(50代以上 男性)

軽作業では、中腰や前かがみ、下向きなどの姿勢で長時間作業を続けるケースが多く見られます。腰・首・肩などへの負担が大きいため、きついと感じる人も多くなりました。

きついと感じた軽作業は「ピッキング」



きついと感じた軽作業の種類の1位は「ピッキング(22.6%)」。僅差の2位は「検品(20.8%)」、3位は「ライン作業(18.0%)」となっています。

動き回る仕事では、歩きっぱなしや重量物の上げ下げといった体力的な疲労があります。また同じ場所での作業には、単調さ、繰り返し、同じ姿勢を続けることなどによる辛さが考えられます。

ピッキング・ライン作業・梱包・仕分け・組み立てなどではスピードや正確性も求められるため、プレッシャーの大きい仕事が上位に多いことも特徴です。

軽作業のきつさを軽減する工夫は「軽い運動を行う」



「軽作業のきつさを軽減する工夫」を聞いたところ、圧倒的1位は「軽い運動を行う(35.4%)」です。2位は「適切に休憩をとる(9.0%)」となりました。

軽い運動や休憩など、身体の負担を軽減したり体調を整えたりする工夫がまず重視されているとわかります。

一方で「他のことを考える」「音楽を聴く」「同僚と話す」など、精神的な負担を軽くする工夫も複数挙がりました。軽作業は単調な作業になりがちなので、気持ちを切り替える工夫や、飽きを克服する工夫も大事です。

<1位 軽い運動を行う>
・余裕があるときに、足を伸ばしてストレッチする(30代 男性)
・足の屈伸をすることです。座ったりしゃがんだりすることも、疲れがほぐれるような気がしました(40代 女性)

ずっと同じ姿勢でいると、血流の滞りや筋肉のこわばりが発生して、疲労感につながります。そのため、作業の合間に軽いストレッチや屈伸などをして、負担をやわらげている人が多くなりました。

軽く体を動かすことで姿勢が変わり、筋肉がほぐれ、血行が促進されます。

<2位 適切に休憩をとる>
・休めるときにしっかり休憩をとり、肉体の疲労を溜めないようにする(40代 女性)
・トイレに行くことはできたため、トイレ休憩の時間を使って、深呼吸をしたり目を休ませたりして、神経を休ませていました(50代以上 男性)

こまめに休憩を入れることは、疲労感軽減や作業効率アップに効果的です。そのため、昼休憩を待たずにトイレ休憩や水分補給休憩の時間を自分でとり、休憩している人も多くなりました。

<3位 他のことを考える>
・次の休日の予定を考える(20代 男性)
・周りで働いているスタッフの経歴を勝手に想像する(40代 女性)

繰り返しの軽作業では、同じ動き・作業を続けるうちに時間が長く感じられたり、退屈になってきたりします。そんなときに、仕事以外の楽しいことを考えて気分転換している人も。

「簡単な作業なら、仕事以外のことを考えていてもできてしまう」という面があるからこそ、可能になる工夫です。

<4位 音楽を聴く>
・イヤホンで音楽を聴きながらやっていました。音楽があるないとでは全然違います。モチベーションになったり、「曲が終わるまでに終わらせる!」とか目標もできたりするので(20代 女性)
・イヤホンで音楽を聴ける現場は楽でした(30代 男性)

お気に入りの曲は気分を高める効果があり、作業のモチベーション維持や、退屈な気持ちの払拭などに役立ちます。回答にもあるように、「この曲が終わるまでに一区切りつけよう」といった目標にすることも可能です。

<5位 水分補給をする>
・夏場は喉が渇いていなくても30分に1度は水分補給をする(20代 女性)
・意識的にお茶を飲んだりトイレへ行ったり、作業を中断する(30代 女性)

体を動かす軽作業では、思っている以上に汗をかき、水分が失われていきます。こまめに水分を補給することで、脱水による倦怠感や集中力の低下を防ぐ効果が期待できます。

また水分補給の時間を設けることで、作業の合間に小休憩をとることも可能になります。

<6位 何も考えない>
・とにかく無心で作業にあたりました。センサーを搭載した機械になったつもりで、対象物にだけ反応するように努めました。あるいはリズムに乗って手を動かすと楽しくなります(30代 女性)
・無になって、スピードを求めてみる(50代以上 女性)

無心で作業することで、単調な軽作業を乗り切っている人もいます。

無心になることで、「時間がなかなか進まない」「飽きた」「しんどい」など、作業中につい考えてしまうことによるストレスを軽減できると期待できます。

<7位 同僚と話す>
・話せる人を見つける。少し気持ちに余裕が出るようになった(20代 男性)
・私語などはとくに怒られない工場だったため、周りの人と仲良くなり、会話をしながら気を紛らわしていました(20代 女性)

同僚との会話は、単調で孤独になりがちな作業中の気分転換として有効な方法です。正確性やスピードといったプレッシャーがあっても、同僚と話すことで緊張やストレスが和らぐと期待できます。

軽作業をして良かったことは「運動になる」



「軽作業をして良かったこと」を聞いたところ、1位は「運動になる(23.4%)」でした。2位「仕事内容が簡単(21.6%)」、3位「残業が少ない(20.4%)」と答えた人も多くなっています。

<1位 運動になる>
・運動になるため、ジムに通っていたが解約した(30代 女性)
・運動不足が解消された。足腰が丈夫になり、体力が少しついた(40代 女性)

ピッキングや荷下ろしなどの軽作業では体を動かす機会が多く、仕事することで運動不足の解消につながります。

仕事で運動不足を解消したいや動く仕事がいいという人には、軽作業はおすすめです。

<2位 仕事内容が簡単>
・高度な技術をまったく必要としないので楽(20代 男性)
・作業が簡単なので、すぐに覚えられる(50代以上 女性)


軽作業の多くは、複雑なスキルや高度な知識を求められないため、誰でも採用されやすく、仕事内容も覚えやすいというメリットがあります。

簡単な作業内容であることで、精神的な負担が少なくなるとわかりました。

<3位 残業が少ない>
・お客様相手じゃないので、定時ぴったりに退勤できる(30代 女性)
・時間は決まっているので残業はない。ノルマはあるが無理はない(50代以上 男性)

職場によりますが、軽作業の現場は、シフトや作業時間が明確に決められているケースも多いです。

定時で帰宅できる職場も多いため、時間管理しやすく、プライベートの時間をしっかり確保できるのが大きなメリット。家庭との両立や趣味時間の充実が叶いやすくなります。

<4位 対人関係で悩みにくい>
・黙々と集中して作業できるので、人間関係でストレスが少ない(20代 男性)
・人との関わりが最小限なので、精神的な負担が少ない(40代 女性)

軽作業では、個々の作業に集中できる仕事スタイルが多くなっています。対人関係や職場の人間関係構築が苦手な人にとっては、気を遣う場面が減り、落ち着いて働ける環境です。

<5位 身体が疲れにくい>
・コツがわかって慣れてくると、体の負担が減って楽になりました(40代 女性)
・流れ作業かつ力仕事ではなかったため、身体的なつらさはなかった(40代 男性)

力仕事が少ない作業内容だと、身体的な負担が小さくなります。例えば、座ってできる封入や軽い物の仕分けなどです。

ただ職場によって身体的負荷はかなり違うので、事前に作業内容や扱う物をチェックしておきましょう。

まとめ
軽作業には、簡単で運動にもなるというメリットがある一方、立ちっぱなし、繰り返し作業、スピードと正確性を求められるといったきつさもあります。

そのため軽作業のきつさをやわらげて効率的にするために、「こまめなストレッチや運動」「休憩や気分転換」を心がけている人が多くなりました。

職場や作業内容によってきつさの種類は変わりますので、「自分が耐えられるきつさか」を事前に確認しておくことも大切です。


▽関谷剛氏の考察
一般に、軽作業は、特別なスキルや経験を必要としない、比較的簡単な作業のことを指します。そのため、軽作業は、単純な作業や、繰り返し作業や、主に肉体を使用する作業が多くなる傾向があります。

一方、高度な技術や経験も不要、複雑な人間関係も不要であることが多く、誰でもできる作業が多いです。 

今回のアンケート調査においては、軽作業が向いている人と向いていない人の特徴が分かりやすくなり、仕事を選ぶ際の大きな参考になるアンケート調査で有意義だと感じました。


▽監修者紹介






関谷 剛
医師、医学博士、労働衛生コンサルタント、産業医
株式会社ロムラボ及び合同会社ロハスオフィス 代表産業医
関谷労働衛生コンサルタント事務所:https://dr-sekiya.com/
株式会社ロムラボ:https://lomlab.co.jp/
合同会社ロハスオフィス:https://lohasoffice.co.jp/


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■会社概要
社名   : 株式会社ビズヒッツ
所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介
設立   : 2009年1月19日
資本金  : 300万円
事業内容 : 求人情報サイト・WEBメディアの運営・コンサルティング
URL   : https://bizhits.co.jp/company/

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