解散した「TOKIO」のメンバーだった国分太一さん(51)が、活動休止後、初めてとなる会見を開きました。
一連の騒動について「本当に申し訳ない気持ちで毎日過ごしてきた」と謝罪しました。
元TOKIO・国分太一さん:
本日、私、国分太一にこのような機会を設けることをお許しいただき、心より感謝申し上げます。まず最初に、自らとった行動により傷付けてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、また直接ではなくこのような形になり大変恐縮ですが、心からおわびの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ございませんでした。(番組降板から)5カ月間、本当に申し訳ないという気持ちとともに、何よりも自分自身に対して情けなく悔しい思いで毎日過ごしていました。
活動休止後、公の場に姿を現すのは初めてとなる国分さんは、スーツに眼鏡姿で会見に臨み、少しかすれた声で謝罪の言葉を述べました。
また「番組の降板、『TOKIO』の解散、会社の廃業と数日の間で全てを失った」と述べた上で、「私のどの行動がコンプライアンス違反とされたのか答え合わせのできないまま、環境の変化の速さに心がついていかず、ネガティブな感情に押しつぶされ、自らをコントロールすることが難しくなった」と訴えました。
国分さんは、2025年6月にレギュラー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板させられた際、日本テレビから処分の根拠となったコンプライアンス違反についての具体的な説明がなかったなどとして10月、日弁連に人権救済の申立書を提出していました。
代理人弁護士によりますと今回の記者会見は、関係者に謝罪の気持ちを伝えるために開いたということです。