東北電力女川原子力発電所で、重大事故を想定した訓練が、11月25日から始まりました。
訓練は稼働中の2号機で外部電源が喪失し、原子炉を冷却できなくなったという想定で行われ、発電所の所員などおよそ60人が参加しました。
中央制御室を模したシミュレータ室では、参加した人達が設備の状況を確認し対応にあたりました。
また25日は敷地内の地下貯水槽から原子炉建屋に水を送る訓練も行われました。
女川原子力発電所 光山幸司総務部長
「安定運転の継続に向けまして、引き続き様々な教育、訓練を積み重ねていくことで、技術力、対応力の向上に努めてまいりたい」
訓練は、11月27日までの3日間行われます。