東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた宮城県石巻市大川地区で、住民たちが親睦を深める「大川元気まつり」が開かれました。
地域活動の拠点として4年前に整備された大川コミュニティセンター。
大川元気まつりは、災害危険区域に指定されるなどして、古里を離れざるを得なかった地区の住民や、今も住み続ける住民たちの交流の場を作ろうとおととし始まり、今回で3回目の開催です。
大川地区に伝わる神楽や、住民による音楽ステージが披露され、集まった約350人が、貴重な交流の時間を楽しんでいました。
大川地区の住民
「震災以降、みんなバラバラになったので、こういう触れ合いがあるとみんなと会えるし、とても和やかになる」
女の子
「釣りとかいろいろあって楽しかった」
男の子
「きょうお祭りに来られて楽しかったです」
大川地区振興会加納則雄会長
「ずっと続けたいと思いますし、大川はまだまだ元気だとPRしたい」