県内屈指の観光地・宮島で深刻化するごみ問題の解消につなげようと来島者に直接、ごみ袋を配布する取り組みが行われました。

この3連休も多くの観光客で賑わう廿日市市の宮島で行われたのは、市や観光協会などによる『宮島ごみ持ち帰りマナーアッププロジェクト』です。

ペットボトルを再利用することで、もみじ柄のクリーンバッグ4万枚が製作され、道行く観光客に配布されました。

食べ歩きに伴うごみを「持ち込まない・増やさない・散らかさない』をスローガンに公共のごみ箱までの持ち歩きや持ち帰りを呼びかけるもので、参加した人にはしゃもじ型の特製キーホルダーも贈られました。

廿日市市によりますと宮島では昨年度、1822トンのごみが処分されたということです。

【廿日市市・松本太郎市長】
「今回、ごみの量の変化を見てみたいと思います。今回のプロジェクトがどれくらいの成果があるのかしっかり見極めたいと思います」

テレビ新広島
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