「冬の味覚」カキが死滅する被害が全国で報告されています。カキ生産量第3位の岡山県でも影響が出ています。

県によりますと、岡山では1割から7割程度が死んでいるということです。ただ広島で養殖しているのは「2年もの」が多く、一方、岡山は「1年もの」が多いということで影響は異なるとされています。

伊原木知事は11月19日の会見で懸念を示しました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「今、岡山県がそこまで大騒ぎする状況と認識していないが、2年ガキについては被害が大きいので非常にこの事態を注視している。それぞれの漁協の皆さんと頻繁に連携を取りながら対応していく」

例年通りおいしいカキを食べられるように一刻も早い環境の回復を願うばかりです。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。