幅広い世代のメディアリテラシー向上を目的に、SNS情報の真偽を見極める方法などについての講演会が行われました。

21日の講演会には、学校関係者や自治体職員、学生など、オンラインを含めおよそ300人が参加し、SNSの特性やリスクを理解して偽の情報や誤った情報に惑わされないための対策について専門家などが講演しました。

ライクの火曜コメンテーター匹田篤さんも登壇し、SNS時代のメディアリテラシーについて説明しました。

【広島大学大学院人間社会科学研究科・匹田 篤准教授】
「メディアのリスクも1人で納得しておしまいじゃなくて、みんなで議論していく。自分じゃ考えつかないことを他人に指摘してもらうことが大切」

また、総務省は生成AIや誹謗中傷などを例に挙げ、一度立ち止まって情報の真偽を考える必要性を強調しました。

【総務省中国総合通信局・梅村研局長】
「青少年の問題というよりは大人の問題だという認識でこの問題に取り組むことが必要」

総務省は、今後もイベントなどを通じて幅広い世代のリテラシー向上を図りたいとしています。

テレビ新広島
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