スタントマンが自転車事故を再現し事故の恐ろしさを伝える交通安全教室が、20日
唐津市の高校で開かれました。

この教室は自転車に乗る機会が多い高校生に交通安全意識を高めてもらおうと、
県警と県高等学校生徒指導連盟が毎年開いています。
20日は、半数が自転車通学をしているという唐津西高校の生徒約450人が参加しました。
生徒たちはスタントマンが再現する並走しての運転や傘さし運転、それに車の左折時の巻き込み事故など自転車が関係するさまざまな事故を目の当たりにし、交通ルールを守る大切さを改めて実感していました。

【女子生徒】
「スタントマンの方だから受け身が取れたんだろうけど私たちだったら20メートルくらい飛んでるんだろうなと思います。怖かったです」
【男子生徒】
「先ほどのスタントを見てからこんな状況で事故が起きるんだなとかこういう事故が起きてしまうんだなというのを再確認することができました」

警察によりますと、10月末までに県内で起きている自転車に関係する人身事故は
約230件で、その中の4分の1ほどが高校生が関係する事故だということです。

サガテレビ
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