整備士不足による運航の休止が相次いでいる鳥取県内でのドクターヘリが、12月も6日間運航休止することが分かりました。

運航を休止するのは、鳥取県と関西の自治体で作る「関西広域連合」が米子市の鳥取大学附属病院を拠点に運用しているドクターヘリで、休止期間は12月4日から9日までの6日間です。

これは、運航を委託している兵庫県の「ヒラタ学園」が、ヘリに搭乗する整備士の確保ができないとして、広域連合内の病院を拠点に運用している8機のドクターヘリを12月も順次運航休止することを決めたためです。

運航休止の期間中は、鳥取県の防災ヘリや鳥大病院のドクターカーなどでバックアップすることになっています。

鳥取県内のドクターヘリは7月から断続的に運休していて、11月も20日まで5日間運休していました。

県では、今のところ運休中の救急搬送で特段の支障は出ていないとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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