日本商工会議所の小林会頭は現在の円安水準について「限度超えている」と強い懸念を示しました。

20日の臨時会員総会で日本商工会議所の会頭に再任が決まった小林健会頭は高市政権が21日にも閣議決定する総合経済対策について「思った以上に額が膨らんだ」と印象を語りました。

また、財政悪化懸念から長期金利の上昇などの影響がみられるなかで、小林会頭は「中小企業で一番困るのは円安」とし「為替リスクを負っている中小企業はやっていけない」と危機感をあらわにしました。

また、現在の為替水準については「限度を超えている」とし、「果敢な手を打ってもらいたい」と述べ政府に円安対策を求めました。