注意報レベルとなっている福岡県内のインフルエンザの感染者数は増加傾向が続いていて、県の医師会は高熱による子供の異常行動にも注意を呼びかけています。

県によりますと、11月16日までの1週間のインフルエンザの感染者数は1医療機関あたり20.89人で、前の週の1.63倍と増加傾向が続いています。

既に注意報レベルとなっている県内のインフルエンザは12月の中旬ごろに流行のピークを迎えるとみられていて、県の医師会は早めの予防接種を勧めています。

インフルエンザをめぐっては17日に東京都内で、発熱した小学1年の男の子がマンション4階から転落する事故が起きています。

インフルエンザによる異常行動は就学後の男児や未成年の男性に多くみられ、発熱から2日以内に現れることが多いということです。

県の医師会は、子供の事故を防ぐためにベランダに面していない部屋で寝かせることや、窓や玄関を確実に施錠することなど異常行動への注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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