2026年の幸運を占う“東の「福男・福女選び」”が行われました。
会場となったのは群馬県の桐生西宮神社。
気温0.1度と冷え込む中、午前6時からまず行われたのは「福女選び」。
45人が「一番福」を目指して、参道から本殿の約230メートルを全力で駆け抜けます。
最後に待ち構えるのは50段を超える階段。
最後の難関も圧倒的な速さで「一番福」をつかみ取ったのは、元陸上部部長・高校3年生で大学受験を控える木戸瑚白さん(17)です。
木戸さんは2024年も「一番福」で、連覇を達成しました。
一番福・木戸瑚白さん:
みんな(受験に)合格できれば、私が福女になってよかったなって思います。
続いて行われたのは「福男選び」。
「一番福」となったのは、最前列からのスタートでそのまま駆け抜けた中学校の体育教師・水嶋悠太さん(30)です。
近くお子さんが生まれるとのことで、安産祈願も兼ねての参加です。
一番福・水嶋悠太さん:
もしかしたら、おなかの子が力をくれたのかと。すべての人への感謝の気持ちを忘れずに、来年以降もすてきな一年にしていきたい。
このほか、消防隊や学生の人も参加して、福男・福女になった6人中5人が初参加で福を獲得し、幸せを共有したいと話しました。
福男選びで有名なのは兵庫県の西宮神社ですが、桐生西宮神社はその分社で、2024年から「福男・福女選び」が行われているということです。