広島県赤十字血液センターは、19日午前、中四国管内の輸血用血液の使用量増加に伴い、血液の在庫が少なくなっていることをうけ「至急のお願い」として献血への協力を呼び掛けています。
県赤十字血液センターによりますと、中四国管内の医療機関で、輸血用血液の使用が増えていることをうけ、このままだと、21日にはO型の在庫が60%、A型、AB型の在庫が70%を下回る見込みだということです。
輸血用血液の適正在庫は、120~150%(約3日分)ですが、100%を下回ると医療機関への安定供給に支障をきたす恐れがあるということです。
献血は、特に若者の献血者数が減少しているほか、寒さが厳しくなる冬は、献血者が減少する傾向があります。
県赤十字血液センターは、「献血は、輸血を必要とする患者さんのいのちを守るためになくてはならないもので、より多くの人に献血に協力してほしい」とコメントしています。