ローマ教皇レオ14世は、アメリカの移民らが「極めて無礼な扱い」を受けているとして、アメリカ・トランプ政権の移民政策を批判しました。

レオ14世は18日、ローマ近郊で記者団の取材に応じ、トランプ政権が進める強硬な移民政策をめぐり、各国には国境を警備する権利があると述べたうえで、多くの移民らが「善良な生活を送っている」にもかかわらず、「控えめに言っても、非常に無礼な扱い」を受け、「暴力行為も起きている」と批判しました。

教皇は「人々を人道的に、尊厳を持って扱う方法を模索しなければならない」と、アメリカの人々に呼びかけました。

初のアメリカ出身の教皇であるレオ14世は、9月にもトランプ政権による移民対策を「非人道的」だと指摘し、非難を強めています。
(フジテレビ国際取材部)

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