アメリカのトランプ大統領は17日、2026年にアメリカなどで開催されるサッカーのFIFAワールドカップのチケットを保有する外国人に対し、ビザの面接をより迅速に受けられるようにする予約システムを導入すると発表し、大会の成功に自信を見せました。
新たに導入されるのはFIFA（国際サッカー連盟）を通じてワールドカップのチケットを購入した外国人に対し、ビザの面接の予約を迅速に受けられるようにするもので、厳しい移民政策への懸念に対する緩和も狙いにあるとみられます。
トランプ大統領：
私の就任前は、旅行ビザの取得に1年かかることも珍しくなかった。（現在の）ビザの待ち時間は60日以内だ。ワールドカップ観戦のためにアメリカを訪れる人は、今すぐの申請を強く勧める。
トランプ大統領は説明の中で「前例のない成功に導くため、権限が及ぶ限り、あらゆる措置を講じるよう政権に指示した」と述べました。
また、「ワールドカップの開催でアメリカに300億ドル（約4兆6500億円）の利益をもたらし、およそ20万人の雇用を創出する」と主張し、経済効果への期待を示し、「史上最高の大会になるだろう」と胸を張りました。
