台風被害の八丈島を「食」で元気にします。

10月、台風22号と23号が相次いで直撃した東京・八丈島。
被災から1カ月以上が経ちましたが、今でも大きな爪痕が残っています。

その八丈島の復興を「食」で応援するイベント「八丈島エールフェスタ」が12月14日に東京・墨田区で開催されることが決まりました。

墨田区と八丈島は、これまでも音楽フェスを行うなどの縁があり、会場では墨田区内の飲食店が八丈島の食材を使った料理を販売。

売り上げの一部と会場で行われる募金を八丈島に届けるそうです。

株式会社ヘヴンズキッチン・神作秀幸社長:
飲食店をやっていて、八丈島の食材を受け取るイベントをやっていて、そういったつながりで農家さんとか生産者の方と仲良くなって、交流始めたのが元々のつながりのきっかけ。

八丈島でフルーツのブランドとして出荷されている「八丈フルーツレモン」。
島内では台風での被害を免れ、年明けの収穫に向け準備をしています。

特徴はその大きさです。
重さは約300グラムで、一般的なレモンよりひとまわり大きいサイズです。

皮の苦みが少なく、皮ごとおいしく食べられるそうです。

この「八丈フルーツレモン」を使った鍋がイベントでも出品されます。
これからの寒い季節にぴったりです。

このほか、「八丈フルーツレモン」のスイーツも。
八丈島ゆかりのメニューがイベントを盛り上げます。

株式会社ヘヴンズキッチン・神作秀幸社長:
八丈島を応援したいっていう人以外に、八丈島行ったことない、八丈島のことちょっと知ってみたいなとか、八丈島も興味があるなという人たちに、皆さんに来てほしいなと思っている。

台風の被災地を「食」で支援するイベント。
当日は午前10時半からで入場は無料だということです。