西日本を中心に展開するホテルチェーンが安来市に進出することになり、本格的な工事が始まるのを前に安全を祈願する神事が営まれました。
安来市に進出するのは、九州を拠点に西日本を中心に90余りの施設を展開する「HOTEL AZ(ホテル エーゼット)」、山陰両県に初めて進出します。
施設の工事が始まるのを前に安来市の神社で神事が営まれ、田中市長や建設会社の関係者など20人が参列しました。
鍬入れそして、建設予定地で鍬入れなどを行い工事の安全を祈願しました。
ホテルが建設されるのは安来市黒井田町の国道9号線沿いで、区画整理が進められている「チェリーネわだなん」の一画で、敷地面積は約5000平方メートル、6階建ての施設には客室158室を備えます。
安来市の中心部では初めての大型ホテルの進出に、市は観光やビジネス客の滞在による経済効果のほか、雇用創出にもつながると期待しています。
設備投資などに対し、約5000万円の支援を検討しています。
安来市・田中市長:
ホテルに誘致を呼びかけていたが、なかなか進出がなかった。企業人ですね、そういった方に来ていただけますし、観光地としても安来の未来のためには非常に明るい展望だなというふうに期待しております。
工事は12月から始まり、ホテルは2027年年1月に開業する予定です。