警察官などをかたる「ニセ電話詐欺」に注意が必要です。
10月下旬、大村市の男性が120万円をだまし取られました。
警察によりますと、被害にあったのは大村市内で飲食店を経営する20代の男性です。
10月27日ごろ、楽天モバイルのカスタマーセンターを名乗る男から「群馬県であなた名義の携帯電話が契約されている」と電話がありました。
男性が「心当たりがない」と伝えると、長野県警捜査2課を名乗る男から「19件の被害届が出ている。ビデオ通話で事情聴取する」と言われ、Teamsアプリをインストールして対応しました。
警察手帳を提示され、検事と名乗る男も電話に出たため、男性は29日、指定された口座に現金120万円を振り込んだということです。
警察は、ビデオ電話アプリなどでやりとりすることはないと注意を呼びかけています。