岡山市が進める新アリーナ構想について、市が事業化に向けて、関連経費を盛り込んだ補正予算案を11月定例市議会に提案する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
岡山市は、北区野田の市が所有する土地に約280億円をかけ、最大収容人数1万人の新しいアリーナを建設する計画です。
関係者によりますと、11月28日に開会する11月定例市議会に提案する補正予算案に、事業化に向け関連経費を盛り込む方針を固めたということです。
予算案の内容は、建設予定地の測量や地質調査に関わる費用、コンサルティング会社とのアドバイザリー契約費用などだということです。
新アリーナの整備を巡っては、岡山市の大森雅夫市長は、11月12日に開かれた検討会議で、「早ければ今月末にも事業化の判断をしたい」と前向きな姿勢を示していました。