オリンピックなど世界の舞台で活躍し、日本のフィギュアスケート界を牽引してきた宇野昌磨さん。
去年からプロとして活動し、自らアイスショーの企画も手がけています。
そのアイスショーが12月、出雲市で開かれるのを前に宇野さんにショーにかける想いを聞きました。

11月5日、出雲大社に姿を見せたのは、宇野昌磨さん。
オリンピックは2大会連続でメダル獲得、世界選手権2連覇、全日本選手権は6度の優勝。世界の舞台で活躍し2024年にプロフィギュアスケーターに転向、アイスショーを自ら企画、プロデュースするなど、アマチュア時代とは違う立場でフィギュアスケート界を引っ張っています。

この日は12月、出雲市で開催するアイスショーを前に、市やイベントの関係者と出雲大社を参拝、成功を祈願しました。

プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
「成功を願ってくれる人たちがいることはありがたいことです。より頑張ろうと思いますね」

2024年にプロに転向した宇野さんが自身でプロデュースした初めてのアイスショー『Ice Brave』。
全国3か所で公演し、構成・演出などすべてに心血を注いだ圧巻のパフォーマンスに多くのファンが熱狂しました。
その第2弾、『Ice Brave2』が12月6日と7日に出雲市で開催されます。

この日、宇野さんは会場となる湖遊館を訪問。
リンクの状態や館内の雰囲気を確かめました。

プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
「すごくきれいに整備されていて問題なさそうだという印象を受けましたし、広さに関しては、今これは競技用サイズなんですけど、本番になると氷上も客席になるので、だいぶ狭くなって本当に目の前ですね。僕がここら辺で滑ってるていうくらい近い距離で」

当日はリンク上にも客席が設けられ、宇野さんをはじめ出演者が観客の間近で演技。
圧巻のパフォーマンスを迫力十分に見られるということです。

プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
「どんな環境でもどんな氷でも、島根のみなさんを最高に楽しませるという思いでここに来るので、正直、僕らもここで滑るのが楽しみです」

島根県を訪れるのは2度目という宇野さん。
これが初めての出雲大社参拝。
アイスショーは出雲大社の神迎神事の翌週にあたり、出雲には八百万の神々が集まる時期と重なります。

プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
「とてもありがたいことではあるんですけど、恐れ多いというか、自分の事は自分でしっかりやるので、神様は僕以外の人を助けてあげてくれたら嬉しいなと思います。」

宇野さんのアイスショー『Ice Brave2』は12月6日と7日。
観客に楽しんでもらいスケートを好きになってもらえるようにとパフォーマンスを磨き上げ、ショーに臨みます。

プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
「フィギュアスケートで島根に来ることってなかなかないので、この貴重な機会、しっかり皆さんがまたスケートを見たいと思っていただけるような素晴らしいショーをしたいと思っています」

TSKさんいん中央テレビ
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