迷子のハクチョウの大捕り物です。
松江市の交通量の多い道路に大型の水鳥・コブハクチョウが現れました。
一時騒然としましたが、多くの人に見守られながら無事に保護されました。
11月17日、松江市東朝日町にある会社の駐車場に姿を見せたコブハクチョウ。
この会社の社員が交通量の多い道路上に立ち尽くすコブハクチョウを見つけ、車の通行の妨げになっていたことから駐車場に誘導して避難させました。
避難させた会社員:
CG映像みたいな。本物?と思いながら。
連絡を受けた島根県の職員が捕獲を試みますが、コブハクチョウは羽を広げて威嚇。
道路まで飛び出して抵抗するなどして現場は大混乱に。
それでも最後は無事に保護することができました。
避難させた会社員:
ひとまず安心しました。
米子水鳥公園によると、外来種のコブハクチョウはかつて観賞用として輸入されましたが、日本各地で野生化。宍道湖や大橋川などでも1年を通して確認でき、時折、誤って街なかにも姿を現すといいます。
コブハクチョウは許可なく保護や駆除することが法律禁止されていて、島根県は陸に上がったコブハクチョウを見かけた場合は近寄らず刺激しないよう呼びかけています。