米軍の伊江島補助飛行場の滑走路について、2025年内にも改修を終える予定であることがわかりました。
改修工事の間、米軍は嘉手納基地でパラシュート降下訓練を強行していますが、改修後も嘉手納基地で訓練を行うのか対応が注視されます。
パラシュート降下訓練は原則、伊江島補助飛行場で行うと日米で合意していますが、米軍は滑走路の状態が悪く固定翼機が使用できないとして、2023年12月以降、嘉手納基地での訓練が常態化していて、嘉手納町議会は訓練の中止を求める抗議決議を可決しています。
県によりますと、11月に沖縄防衛局から「伊江島補助飛行場の工事が11月までに完了する見込みで、年末ごろから滑走路の運用を再開する」と連絡があったということです。
沖縄テレビが米軍に伊江島補助飛行場の改修状況や訓練について質問したところ、滑走路や訓練に関する情報については、運用上の安全を理由に公開できないとしています。